なぜ今、「着付け」でなく「装道」なのでしょうか

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このところ、きものを楽しむ若い方の姿を見かけることが多くなってきました。
おしゃれのバリエーションとして、きものの美が見直されてきたことは、非常に素晴らしいことです。
ただ、その一方で気になることがあります。
きものの美しさを外側だけの美ととらえているということはないでしょうか?
女性の理想の美とは、歳を重ねても美しさを失わないことです。
そのためには本当の美とは何かを知らなければなりません。

そこで考えたいのが、「着付け」と「装い」の違いについてです。

着付けは衣服を身につける技術のことですが、「装い」はその語源からも分かるように「良さを添えて覆う」こと。つまり、日本のよさである自然との調和、愛美礼和などの理想の生き方を身につけることです。

ところが、今日では、多くの人がきものに対して、「技」「術」の段階にとどまっています。

これでは、本当の美しい生き方を身につけることはできません。

このことを先人は、゛画竜点睛を欠く゛といって戒めています。

きものの装いに道を求める「装道」は、きものの着装の技、術を高めるともに礼、道を常に意識して学ぶことによって、愛、美、礼、和を無意識の美として身につける実践教育を行っています。

つまり、一つの物事と深く関わるなかで、「礼」と「道」を身につけることが、最後の心の仕上げとなり、本物の美しさとしての゛画竜天睛゛に至ることができるのです。

装道礼法きもの学院

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